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最新号の内容 -20161207   No:4085
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南港島線が28日に開通、金鐘は混雑必至

 金鐘―海怡半島間を結ぶMTR南港島線の開通が12月28日に決定した。6日付香港各紙によると、当初の計画では2015年の年末開通の予定だったため、延期された期間はちょうど1年。同線の開通により金鐘-海怡半島間はわずか11分で結ばれ、香港仔トンネルの渋滞を避けることができるなどメリットは大きいが、一部市民からは香港島南部を走るバスの削減を懸念する声も上がっている。また、ターミナルとなる金鐘駅はもともと地下3階の構造だったが、同線と数年後の沙中線の乗り入れに対応するため地上から43メートルの深さの地下6階分に増床。南港島線のプラットホームはその地下6階部分になるため、混雑は必至とみられ、シンボルカラーの黄緑色で出口や乗り換えを示すサインがいたるところに張りめぐらされている。なお、同線の各駅では運行開始前の24日に一般市民に公開される予定で、見学が可能だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16206