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最新号の内容 -20161123 No:4075
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MTR南港島線、短距離はバスより割高?

 12月に開通予定のMTR南港島線(金鐘―海怡半島)の乗車料金が発表されたが、バスに比べて近距離運賃が割高になると話題になっている。11月22日付香港各紙によると、南港島線内の駅の場合、海洋公園―金鐘間はバスで10.6ドルもかかるが、同線なら5.3ドルと半値になり安い。ただ、海怡半島―中環は6.7ドルとバスの5.8ドルより高く、海怡半島―旺角も14.2ドルとバスの11.1ドルより3.1ドルも高いという。だがこれがさらに新界まで行くと、またバスより安くなる。海怡半島を基点とすると天水囲までなら27.9ドルとバスの28.3ドルより0.4ドル安く、上水までなら22.6ドルでバスの25.9ドルより3.3ドルも安い。また同じMTRの路線内でさえ、海怡半島からの場合、旺角も青衣も同じ14.2ドルとなるなど不公平感が残る。乗り換えのある近距離の乗客が損をする印象だが、香港鉄路公司(MTRC)は「MTRの運賃は乗車距離によって算定している。乗り換えがあると高くなるが、おおむね妥当な数字」と主張している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15962