２００８年に売春婦３人を殺害し世間を震撼させた男が先ごろ、獄中で自殺を図り死亡した。１１月４日付香港各紙によると、死んだのは終身刑で服役していたパキスタン人（３１歳）。３日朝７時近く、柵に衣類を巻き付けて首をつっているのを看守が発見、こん睡状態に陥っていたことから病院に運ばれたが、その後８時ごろ死亡が確認された。この服役囚はパキスタンで生まれて間もなく香港へ移住。０８年２４歳のときに、３日間に個人経営の売春婦３人を相次いで殺害。第１被害者は全裸のままホースで首を絞めて殺されるという残忍な手口で、さらに第３の犯行は第２の犯行からわずか３０分後という卑劣な犯行だった。男物の靴の形が血痕に残されていたほか、犯人は殺害された女性の携帯電話を使用して兄に逃走費用の工面を頼んでいたことから身元が判明し、金の受け取り場所に指定したマカオのフェリーターミナルに現れたところを逮捕された。当時ギャンブル狂いで借金を負おっており、物取り目的で買春客を装い女性らを襲ったという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15970