不動産評価や市場統計作成などを行う特区政府差餉物業估価署は１０月３１日、２０１６年９月の住宅価格指数（１９９９年を１００とする）を発表した。９月の住宅価格指数は２９５．５（速報値）で、８月の２８７．５（修正値）から２．８％上昇。修正値で見ると６カ月連続の上昇となり、累積で８．９％上昇した。ピークに当たる１５年９月の３０６．１に比べ３．４６％低い。ただし返還バブルのピークである１９９７年１０月の１７２．９に比べると７０．９％高い。一方、９月の家賃指数は１７０．７（速報値）で、８月の１６９．３（修正値）から０．８３％上昇。５カ月連続で上昇した。ピークに当たる１５年９月の１７７．５に比べ３．８３％低い。返還バブルのピークである１３９．３に比べると２２．５％高い。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15787