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9月26日～10月6日のニュースから抜粋
（月～金曜に毎日配信）
 

■本間ゴルフがＩＰＯに向け公募開始

　ゴルフ用品の本間ゴルフが新規株式公開（ＩＰＯ）に向け、９月２３日公募を開始した。同日付香港各紙によると、同社は１株当たり８．４６〜１０．９８ドルで１億３４００万株を発行、最高で１４億７０００万ドルを調達する見込みだという。取引単位は５００株で、５５４５ドルからの投資が可能となる。公募締め切りは２８日正午、１０月６日に上場する予定だ。調達資金の大きな用途としては、２９％が北米・欧州地区の企業買収に、１５％が同地域の販売網整備に充てられることがあきらかになっている。また、同社の中国市場についての見方は強気一辺倒だが、実際の過去３年の利益率は７６％（１４年）、７０．４％（１５年）、５９．４％（１６年）と芳しくない状況が続いている。同社はかつて日本企業としてジャスダックで上場していたが経営が破綻、２００５年に上場廃止となっており、１０年には中国本土のファンドの傘下に入った。

■香港大学駅の連続痴漢、犯人は14歳少年

　ＭＴＲ香港大学駅で１カ月内に２度、女学生を狙った痴漢被害が発生し、その容疑者として１４歳の少年が逮捕された。９月２４日付香港各紙によると、９月１５日に同駅構内で１４歳の女子中学生が突然若い男に道を聞かれ、その際に太ももを２度触られたのに続き、１９日には、プラットホームで列車を待っていた１１歳の女子中学生が若い男にスカートの中をのぞかれた。犯行時刻はいずれも夕方４時過ぎで、放課後の制服を着た女学生が狙われたようだ。通報を受けた警察は、容疑者は４〜５日おきに出没するとの特性を見越して、現場で監視を強化。防犯カメラの映像から怪しい人物を特定し、張り込みをしていたところ、２２日の夕方５時ごろ、制服姿の少年が駅構内をうろうろして女学生を物色しているのを発見し、身柄を拘束した。容疑者は中学２年生（１４歳）で、駅近くの高級住宅に家族と暮らしているという。警察は余罪もあるとみて、捜査を進めている。

■新入生歓迎会？　女学生の足なめ動画

　複数の男子学生が女子学生の足をなめる動画がネットに投稿され、物議を醸している。９月２７日付『東方日報』によると、動画は５秒ほどの長さで、フェリー船内で撮影されたものとみられる。白いショートパンツをはいた女子学生が両足を広げ、その太ももやふくらはぎを左右から男子がなめる様子が映っている。女子本人も男子も皆、そろいのＴシャツを着ており、同じサークルのメンバーと思われる。ネットユーザーからは、動画の男女は香港理工大学専上学院のバスケットボール部のメンバーだという指摘が出ており、９月２３〜２５日に２泊３日でラマ島で新入生歓迎キャンプを行った際にフェリー船内で撮影されたものらしい。政府機関の平等機会委員会は、問題の行為はセクシャルハラスメントにあたると指摘しているものの、まだ同委に苦情は寄せられていないという。香港理工大では、問題の行為は学生組織による歓迎イベントの１つではないとの見解を示したが、関係者や学生に話を聞き、適正に処理するとしている。

■スカートの中を盗撮、最年少容疑者13歳

　香港警察は先ごろ、２０１６年上半期に鉄道区管内で発生した犯罪件数を発表した。１０月３日付香港各紙によると、犯罪総数は４９４件、前年同期の５５９件に比べ減少した。増加が目立ったのは痴漢と盗撮。痴漢は前年同期比２０％増の６５件、盗撮は同２２％増の５５件だった。痴漢の被害者の最年少は１２歳、４０件で犯人が逮捕されており最年少は１６歳だった。一方、盗撮は５５件のうち５０件で犯人が逮捕されており、検挙率は非常に高い。逮捕された容疑者の最年少は１３歳、被害者は１５〜３６歳だった。盗撮手口は年々巧妙化しており、エスカレーターでスマホやタブレットパソコンを使ってスカートの中を盗撮するケースが多く、最近ではカバンやスニーカーに隠しカメラを取り付ける手口も見つかっているという。またスリやひったくり、置き引きなどの窃盗は２４２件で前年同期に比べ２２％減少。逮捕者は７５人に上った。警察では、多くの窃盗事件が実行犯のほかに仲間がいて、ターゲットの視線や注意力を散漫にさせるケースが多いと指摘。乗客に警戒心を高めるよう呼び掛けている。