６１７民間約章は９月２８日、金鐘で「セントラル占拠行動」の２周年記念集会を行った。２９日付香港各紙によると、参加者数は主催者と警察の発表でともに昨年と同様の約１０００人。２年前の同日に警察が催涙弾を放った午後５時５８分に３分間の黙とうを行った。出席したセントラル占拠行動の戴耀廷・発起人は先の立法会議員選挙の投票率が過去最高となったことを挙げ、「市民の政治覚醒を反映している」と指摘。当時の学生リーダーで立法会議員に当選した羅冠聡氏も出席し、「民主派、自決派、本土派、独立派は明確に分裂しているとは言えず、引き続き意思疎通を図る」と述べたが、集会では若者の参加が少ないことを認めた。本土派や独立派の主要人物の参加は見られなかった。集会の発起人である６１７民間約章の韓連山氏は今後、毎年９月２８日に金鐘で記念活動を行う意向を示した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15728