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最新号の内容 -20160831   No:4017
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律政司、学生リーダーらの量刑に見直し要求

 特区政府律政司は8月29日、「セントラル占拠行動」の学生リーダーだった3人に対し2014年9月26日夜に特区政府本庁舎前の広場に突入した事件で下された量刑について見直しを求める裁判を申請した。30日付香港各紙によると、香港専上学生連会(学連)の周永康・元秘書長は禁固3週間・執行猶予1年、香港衆志の羅冠聡・主席(学連前秘書長)は120時間の社会奉仕令、黄之鋒・秘書長(元学民思潮召集人)は80時間の社会奉仕令が下された。香港律師会の何君堯・元会長は先に袁国強・司法長官に書簡を送り、この量刑について「事件の深刻性に合致せず、同様の行為はすべて軽刑で済むと思わせる。3人には反省の態度が見られず、彼らのいわゆる『民主のため』を理由に寛大に処理すべきではない」と指摘。律政司も判決の根拠を詳細に検討した上で刑期見直しの裁判申請を決定したという。一方、黄之鋒氏は判決を不服として、29日に東区裁判法院に上訴を申請した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15420