過激な民主派の社会民主連線（社民連）と人民力量は８月１８日に記者会見を開き、民主動力が香港大学民意研究計画に委託して行っている立法会議員選挙に関する世論調査を批判した。１９日付香港各紙によると、同調査は８月初めに始まり、過去５日間の統計を毎日発表している。９月２日には規模を拡大した調査の結果を発表し、有権者に戦略的投票（票配分）の参考にさせる意向だ。調査開始以来、社民連と人民力量は梁国雄、陳志全の両氏以外すべて落選が予想されており、票配分となれば両党候補が切り捨てられる可能性が高い。社民連の呉文遠・主席は調査対象が少ないことや各選挙区とも誤差が７ポイントもあるため「調査はあてにならない」と批判し、有権者に調査結果に応じた戦略的投票を行わないよう呼び掛けた。また梁国雄氏も戦略的投票を推進している香港大の戴耀廷・副教授を名指しで批判した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15333