立法会議員選挙の立候補届け出での香港基本法を擁護する確認書について、候補者が７月２５日に高等法院（高等裁判所）に提訴した。２６日付香港各紙によると、提訴したのは本土民主前線の梁天●氏、それに社会民主連線（社民連）の呉文遠氏と陳徳章氏で、それぞれ緊急開廷によって選挙管理委員会の措置を覆すよう要求。高等法院は２件の訴訟申請を合併して処理する。また、すでに確認書に署名した熱血公民の鄭錦満氏と署名しなかった香港民族党の陳浩天氏は２５日、ともに選挙主任からのメールを受け取り、引き続き香港独立を主張・推進するかを２６日までに回答するよう要求された。一方、民主党や公民党などの候補者も確認書への署名を拒否したものの、その多くは立候補届け出が有効であると口頭で通知されたことが分かった。政府消息筋によると、選挙事務処は２５日、親政府派、中間派、主流民主派に立候補資格を認める通達を送っており、確認書は立候補資格を認める単一要素ではないという。【●＝王へんに奇】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15215