昨今の販売不振を受け、貴金属店の周大福が下半期中に店舗を７～８店閉めると あかした。７月１９日付香港各紙によると、これは同社の黄紹基ＣＥＯ がテレビ番組出演中にあきらかにしたもの。香港では５月のアクセサリー、時計類の売り上げは前年同月比で１８．７％も落ち込んでおり、黄氏によると、家主から４０～５０％程度の賃料値引きの申し入れもあるものの、主に旅行者が多い地 区の店舗を対象に閉める方針だという。その一方で、今後 の展望として「ここ ２～３カ月は２けたマイナスのペースが続くと思われる。ただ、結婚シーズンも 近く、去年のような小さな金ブームが訪れる可能性 もあり、下げ幅も小さくなると思う」と楽観視する姿勢を見せた。また「購買層の支出に見合うミドルレンジの商品の投入も予定しているので、わずか ながらプラスに転じるのではないか」とも付け加えた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14847