香港市民はパンダ基地の入場料が永久に無料！　といううれしいニュースが飛び込んできた。５月12日付香港各紙によると、香港特区政府が支援するプロジェクトの一環である「中国保護大熊猫研究中心神樹坪基地|中華大熊猫苑」が５月11日、正式に開園した。８年前の５月12日四川省の汶川で大地震が発生した際、香港立法会は90億ドルを捐出し基金を設立。四川で１９０項目の支援プロジェクトの推進を決めた。うちこの中華大熊猫苑を含む23項目が卧龍にあり、支援総額は15億８０００万ドルに及ぶ▼開園当日、特区政府の林鄭月娥・政務長官も出席して開幕式が行われ、四川省卧龍特別行政区主任らが香港からの支援への謝意をこめ、香港居住者に対し卧龍にある２つのパンダ基地「中華大熊猫苑」と「都江堰熊猫基地」への入場を永久に無料にすると発表した。有効な身分証を持つ香港市民は１人50~90人民元のチケットを買わずに参観できる。この２カ所では約80頭のパンダを見ることができるという。（本）