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最新号の内容 -20160505   No:3936
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フカヒレ輸入量半減、輸入経路は海運が9割

 フカヒレ目当てのサメの乱獲が問題視され、近年はフカヒレ料理を提供しないホテルやレストランが増えているが、香港のフカヒレおよび関連製品の輸入量が過去5年で半減していることが分かった。5月4日付香港各紙が伝えた政府統計によると、2015年の輸入量は5717トンで、2011年の1万320トンに比べ大きく減少した。とはいえ、全世界の輸入量の約半分を香港が占めており、輸入量は依然トップだ。輸入量が減った背景には、環境保護の宣伝効果や中央政府のぜいたく禁止政策もあるが、海運会社が相次いでフカヒレの運輸をとりやめたことも一因だという。世界自然保護基金(WWF)香港支部が14年下半期に世界の大手海運会社20社にアンケート調査を行ったところ、今年3月末までに16社(海運市場の約63.2%に相当)がフカヒレ運輸を禁止していることが分かった。しかし、フカヒレの香港への輸入経路は、キャセイ・パシフィック航空が輸送をやめるなどで8%まで減少した空輸に比べ、海運は11年の83%から15年は91.9%へと増えているという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=10517