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最新号の内容 -20160425   No:3929
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8歳の少年に淫行した家政婦に有罪判決

 雇い主の8歳の息子と性行為におよんだ外国人アマ(家政婦)に4月21日、禁固4年6カ月の判決が言い渡させた。22日付香港各紙によると、45歳の被告はフィリピン籍で、2011年7月から13年3月に数度にわたり雇い主の息子の局部を触ったり、性行為を強要。最初の犯行は少年が8歳の時で、最後の犯行は11歳の時だった。香港の法律では、強姦罪が適用されるのは「男性器を女性局部に挿入した場合」であるため、女の被告が強姦罪に問われることはなく、今回の事件はわいせつ罪で告発され有罪となった。少年は当初、何が起きたのか分からなかったが、小学校6年になって性教育の授業を受けて初めて性行為だと認識したという。昨年中学に進級する際、両親に打ち明けて事件が明るみに出た。少年自身は事件の影響はないと話しているものの、トイレに閉じこもったり、悪夢にうなされることがあり、精神的ダメージも大きいようだ。被告は、自分は同性愛者なので少年との淫行はあり得ないと主張しており、上訴を考えているという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13884