油麻地のコンビニで３月８日、店長が万引きした男に刃物で刺される事件が発生した。９日付香港各紙によると、現場は碧道にあるセブンイレブンで、時間は８日１８時４５分ごろ。キャップをかぶった南アジア系の男が店内を徘徊した後、ポテトチップスの袋を盗んで店外で始めたため、店長がやめさせようとして言い争いになったという。その後、店長が警察に通報すると、男がキャッシャーに入りこんで、２人はもみ合いとなり、男が果物ナイフを取り出して店長の胸を刺して逃走した。被害に遭った店長は同店をフランチャイズで経営している３９歳の男性。傷は４インチの深さに達しており、病院に運ばれたが意識不明の重体となっている。容疑者は３０歳くらい、キャップのほかフーデットパーカを身に付け、バックパックを背負いつつもう１つのバッグを肩からななめがけにしており、南アジア系とみられている。もみ合った際に負傷した可能性が高いという。警察では付近で凶器とみられる刃物を発見し、警察犬などを配し犯人の行方を追っているが、足取りはいまだつかめていない。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14093