今週は寒冷前線が南下し、金曜（１月２２日）には香港も気温が急下降するとの予報が出ており、体調管理に注意が必要だ。１月２０日付香港各紙によると、天文台は１９日になって、２５日の市街地の最低気温を当初の予測の９度から７度へと引き下げた。寒くなるのは２２日からで、２２日の最低気温は１２度、２３日は同９度、２４日は同８度と予想されている。新界地区はこれよりもさらに低くなって、高地では零度まで下がり、霜がたったり、氷がはるもようだ。天文台によると、観測史上最も寒かった１月は１８９３年１月１８日で零度を記録。近年では２００５年の元旦に市街地で６．４度を記録し寒い１日となった。急な気温下降でしまっておいた冬物衣服をひっぱり出す市民も多いだろう。しかし医療関係者は長らくしまっておいた衣類には細菌やホコリがついていると警告。着用前に風通しのよい所で干すなど、ホコリやカビを吸い込まないよう注意を促している。【関連記事】