香港のアパレルブランドのボッシーニが、２０１５年７～１２月分の中間決算発表を前に、同期の純利益が前年同期比で８０～９０％程度下落するとの見通しを示した。１月１５日付香港各紙によると、これは同社が投資家向けに説明を行ったもので、２０１４年にあった８７４７万４０００ドルの利益が最大で８７４万ドル程度に減額と、過去１０年でも最も悪い数字になる見込みだという。世界的にはラグジュアリーブランドの売り上げが回復の兆しをみせるなど明るい材料もあるが、香港では中国本土観光客の減少や米ドル高の影響で、バウハウス、エスプリ、ジョルダーノ、Ｉ．Ｔなど、香港生え抜きのカジュアルブランドが直近の業績報告では軒並み減益や売り上げ減を記録、苦戦が伝えられている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13714