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最新号の内容 -20160118 No:3869
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W杯予選、香港サッカー協会の罰金倍額に

 2018年ワールドカップロシア大会(W杯)アジア2次予選で香港のサポーターが国歌斉唱時に中国国歌にブーイングを浴びせた件で、国際サッカー連盟(FIFA)は香港サッカー協会(HKFA)に対し罰金1万スイスフランの支払いと、再発した場合はさらに厳罰に処すとの警告を通達した。HKFAが1月14日付プレスリリースで発表した。15年11月17日の「香港対中国戦」では中国国歌へのブーイングのほか、「HONG KONG IS NOT CHINA」というメッセージを掲げる観客の姿が目立ち、国際的に問題視されていた。15年6月の試合を皮切りに香港で行われたホームゲームではこうしたサポーターのマナー違反が続いており、HKFAは「試合を政治利用しないで」とサポーターへ協力を呼び掛けていたが聞き入れられなかった。一連の事件でFIFAがHKFAに警告したのはこれが3回目、罰金は2回目となる。前回の罰金は5000スイスフランだったため、今回はその倍の金額が科せられるとみられていた。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13374