春節（旧正月）には花を飾る習慣があるが、最もポピュラーな迎春花である桃は、昨年華南地方で大雨が続いたことから収穫量が減少し、値段が高くなりそうだ。１月７日付香港各紙が伝えた農家の話では、桃の収穫量は昨年に比べ１０～２０％減。このため販売価格は約２０％高い。また、今冬は暖かく湿度が高いことから、桃の花の開花が早まっているそうだ。通常は旧正月の４、５日前に開花するが、今年はすでに咲きつつある。花の色は薄め、花は大きめだ。価格は約３フィートの枝が３８０～４８０ドル、６フィートくらいの大きい枝になると１５００ドル程度。しかし、桃以外の花は昨年より安くなっている。中でも豊作だったランは１枝３０ドル程度で手に入るのでお買い得という。グラジオラスは昨年よりも４０％くらい安くなっており１枝１５ドルほど。一方、ユリや菊の価格は昨年と同じくらいで、１枝６０～７０ドルだそうだ。【関連記事】