香港貿易発展局（ＨＫＴＤＣ）が主催する第２６回香港ブック・フェア（７月１５～２１日）では、出版大手ＫＡＤＯＫＡＷＡが９０平方メートルに達する巨大ブースを開設する。７０年の歴史を持つＫＡＤＯＫＡＷＡは、日本の文化・エンターテインメント界の中核をなすグループで、出版社として初めて東京証券取引所に上場した。ＫＡＤＯＫＡＷＡの角川歴彦取締役会長は、同社を伝統的な出版企業から、広範囲の事業によってシナジー効果を生み出すメディアミックス企業へと飛躍的に成長させた実績を持つ。同会長は今般の香港ブック・フェアに来場し、７月１５日の「国際出版フォーラム」において、「日本のソフト・パワーと香港の潜在力」と題して講演を行った。【関連記事】