香港貿易発展局（ＨＫＴＤＣ）が主催する第２６回香港ブック・フェアが７月１５日から２１日まで７日間にわたり、湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催されている。今年は世界３３カ国・地域から過去最多となる計５８０以上の出展者が集結。昨年に続き「ジャパン・パビリオン」が設けられ、その面積はほぼ２倍に拡大。同パビリオンでは書籍、漫画、日本関連グッズが展示されるほか、日本から訪問する作家による講演、落語や伝統舞踊の公演なども行われる。また「マンガの神様」と評された故手塚治虫氏の創作人生において重要な役割を担った株式会社手塚プロダクションの松谷孝征・代表取締役も来港。映像コンテンツ産業の発展を支援する映像産業振興機構の理事長として視察する。フェアには日本の自治体として兵庫県が出展するが、同県は故手塚氏が長く暮らした土地であり、ブース内には同県宝塚市にある手塚治虫記念館の展示品も陳列される。【関連記事】