中国青年報がこのほど実施した労働調査で、対象者の39.4％が「勤務先企業の福利がすべて、または一部取り消しになった」と回答していたことが分かった。さまざまな福利厚生の中で、サラリーマンが最も重視しているのは、住宅手当や暖房手当など経済面にある実態も分かっている。福利として最もうれしいのは「休暇が取得できること」という。同報が20日付で伝えた。調査はポータルサイトの「騰訊網」で実施。2万1609件の有効回答を得た。調査では、58.4％が「もともと福利は存在しない」と回答。34.6％が「腐敗防止の名のもとにすべて取り消された」、4.8％が「福利の一部が取り消しになった」と回答した。「福利に影響はない」としたのは2.2％にとどまっている。（フィスコ提供）【関連記事】