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最新号の内容 -20141224 No:3612
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香港史上最大の汚職 元政務長官に懲役7年

 高等法院(高等裁判所)は12月23日、香港史上最大の贈収賄事件に判決を下した。同日の香港電台(RTHK)ニュースなどによると、元政務長官の許仕仁(ラファエル・ホイ)氏(66歳)には収賄など5つの罪状で懲役7年半と特区政府への1118万2000ドルの返還が、政治上の便宜を求めて許氏に多額の賄賂を渡した新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)の郭炳江(トーマス・クオック)合同会長(63歳)には懲役5年と50万ドルの罰金がぞれぞれ言い渡された。贈賄を仲介した郭氏側近の陳鉅源・前執行取締役(68歳)と香港取引所(HKEX)の関雄生・元高級副総裁(64歳)にはそれぞれ懲役6年と罰金50万ドル、懲役5年の判決が下った。許氏は2005年の政務官就任前から計1968万2000ドルの賄賂を郭氏から受け取った。生活は派手で、在任中に若い上海人女性と不倫関係にあった。許氏には曽蔭権(ドナルド・ツァン)前行政長官ら多数の政財界人が、郭氏にも多数の著名人が情状酌量を求める嘆願書を寄せ、2人の判決内容は減刑された。郭氏の弟である郭炳連(レイモンド・クオック)合同会長(61歳)も起訴されたが無罪となった。【関連記事】