駐在員の生活費ランキングで、香港は１０位に位置することがわかった。１２月１２日付『大公報』『香港経済日報』によると、これはコンサルティング会社のＥＣＡインターナショナルが世界４４０都市の、第三国から赴任している駐在員を対象に生活コストを今年９月に調査したもの。インフレが常に話題になる香港だが、アジア内に限定すると、今回は昨年より順位を２つも下げており、９位のシンガポールを下回り１０位となった。同社はその理由として、このランキングが食費や生活必需品などを対象としており、会社からの補助が期待できる居住費、光熱費、学費などが控除されているためと説明、現地市民の生活水準とは全く別の指数であると強調している。ちなみに同ランキングの１位は昨年の６位から急上昇の韓国・ソウル。１位の常連だった東京は昨今の円安で２位に後退、次いで上海、北京、横浜と続く。【関連記事】