「セントラル占拠行動」の発起人である戴耀廷、陳健民、朱耀明の３氏とその他デモ参加者らが１２月３日、警察に自首した。警察発表では同日午後４時半までに２４人が許可を得てない集会に参加したとして中区警署に自首。同日付香港各紙と香港電台（ＲＴＨＫ）ニュースによると、自首した者には発起人３氏のほか、カトリック香港教区の陳日君・元司教、民主党の胡志偉氏、張文光氏ら１４人が含まれる。占拠行動の黒幕とみられている『りんご日報』発行人の黎智英（ジミー・ライ）氏も中区警署前に姿を現したものの自首はしなかった。発起人３人はもともと５日に自首する予定だったが、１１月３０日にデモ隊が特区政府本庁舎を包囲しようとして警官隊と衝突したため、自首を繰り上げたという。許可を得てない集会への参加は最高刑で禁固５年。非合法集会の組織、扇動などはさらに重罪となる。『明報』の調べによると、占拠行動に参加していない公民党の湯家●・議員を除く民主派議員２６人のうち１５人は自首する意思はないと答えた。【●＝馬へんに華】【関連記事】