政府統計処が先ごろ発表した最新の統計によると、香港人は男女ともに寿命が世界一となったことがわかった。最新版の『香港統計月刊』に掲載された最新（２０１３年）のデータによると、香港男性の平均寿命は８１．１歳、香港女性の平均寿命は８６．７歳。日本の男性８０．２歳、女性８６．６歳を上回った。一方、死因に関する統計も発表された。２０１３年の死因のトップは腫瘍（３２％）、次いで循環器系疾患（２２．５％）、呼吸器系疾患（２１．４％）となっている。うち呼吸器系疾患は１９８１年の１５．７％以降、増加の一途をたどっている。医学界では、老化に伴い呼吸器系疾患は増えると指摘。高齢者は抵抗力が落ちウイルスや細菌の感染によって肺炎を併発しやすいと話している。１１月１９日付『香港経済日報』が伝えた。【関連記事】