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最新号の内容 -20170428 No:1477
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香港電影金像奨
『樹大招風』が5部門受賞

 

トロフィーを持つ林家棟と恵英紅(写真提供・香港電影金像奨協会) 

 第36回香港電影金像奨の授賞式が4月9日、香港カルチュラルセンターで開催された。「香港のアカデミー賞」と称される同賞は、最近1年間に公開され、最も優れていると評価された映画および監督、俳優などに与えられる権威ある賞。今年も主要タイトルである作品賞や主演男優賞など計19部門から最優秀賞が選ばれた。

 7部門でノミネートされていた『樹大招風(英題・Trivisa)』が、作品賞をはじめ監督賞など計5部門で受賞。同作に主演した林家棟(ゴードン・ラム)と任賢斉(リッチー・レン)は2人とも主演男優賞候補としてノミネートされていたが、栄冠は林家棟が手にした。林家棟は主演男優賞のノミネート、受賞ともにこれが初めて。

『樹大招風』(写真提供・寰亜電影)

『幸運是我』(写真提供・英皇寰亞電影) 

 1997年の香港を舞台に3人の犯罪者を描いた同作は、金像奨に先駆け今年1月には第23回香港電影評論学会大獎で作品賞を受賞するとともに林家棟が主演男優賞に選ばれており、その評価の高さがうかがえる。

 一方、主演女優賞に輝いたのは『幸運是我(英題・Happiness)』で老人性痴ほう症の女性を演じた恵英紅(クララ・ウェイ)。第1回香港電影金像奨では『長輩』で、第29回では『心魔(邦題・心の魔)』で主演女優賞に選ばれており、今回が3度目という快挙となった。恵英紅は自身の母親の介護経験があり、映画を通じて老人性痴ほう症への注視を促したいとの思いがあったのだという。

 このほか、オリジナル映画音楽賞は『七月與安生(英題・Soul Mate)』のサウンドトラックを手掛けた日本人作曲家の波多野裕介と金培達(ピーター・カム)が受賞した。(敬称略)