アジアインフラ投資銀行（ＡＩＩＢ）は３月２３日、香港を正式にメンバー国・地域として受け入れたと発表した。２４日付香港各紙によると、今回新たに加入が認められたメンバーは香港のほかカナダ、アフガニスタン、ベルギーなど１３カ国・地域で、メンバーは７０カ国・地域に拡大した。香港は昨年末に正式に加入を申請し、最初の５年に約１２億ドルを出資することを承諾。香港がメンバー入りしたことで、ＡＩＩＢが香港に海外財務センターを設置したり、香港で債券を発行する可能性が高まった。香港が「一帯一路」地域のインフラ投資と建設・管理に参入する機会も増え、国際金融センターとしての地位強化が見込まれる。G７のうちまだ加入していないのは米国と日本だけだが、ＡＩＩＢスポークスマンは依然歓迎していると表明した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14334