香港海洋公園（オーシャンパーク）で飼育されていたパンダの佳佳（ジャージャー）が１０月１６日に死んだことが明らかになった。１７日付香港各紙によると、佳佳は１９７８年生まれのメスで、１９９９年にオスの安安（アンアン）と一緒に来港。今年８月に３８歳の誕生日を迎えた佳佳は人間の１１４歳に相当する長寿で、２０１５年には「これまでに世界で飼育されたパンダのうち最高齢」であるとともに、「現在世界で飼育されているパンダのうち最高齢」であるとしてギネス世界記録に認定された。この２週間で健康状態が急激に悪化し、食事の量は１０キロから３キロまで激減、体重も７１キロから６７キロに落ち、来園以降最も体調が悪かった。ここ数日は食欲もなく、１６日朝には動くこともできなくなり、人道的な見地から安楽死が選ばれた。１９８０年に四川で捕獲された佳佳には５回の出産経験があり、子パンダを６頭生み、１３頭の孫と２頭の曾孫がいるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=12391