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最新号の内容 -20160922 No:4032
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公共住宅、いわくつき物件を公表

 公共住宅の「人気のない物件」ならば待ち時間がなく入居できるという政府房屋署が進めるプラン「特快公屋編配計画」は、当選確率76倍となる反響を呼んだが、入居者募集時にはどの団地のどの物件なのかは公表されていなかった。その気になる物件リストが9月19日、ついに公表された。ここでいう人気のない物件とは、低層階、ゴミ置き場に近い、エレベーターがない、シロアリ被害があったなどの条件が良くない物件で、うち10%が「凶宅」と呼ばれる事故や自殺、殺人事件などトラブルがあったいわくつきの物件だ。9月20日付香港各紙によると、房屋署は649物件について所在地や広さ、賃料などを公表。このうち、屯門安定邨、大興邨、深水栄昌邨、沙田沙角邨、牛池湾彩雲二邨という5つの団地に位置する5つの物件は殺人事件が起きた場所だ。そのほか17物件が、水道水から鉛が検出された団地内にある。月額の賃料はフラットによって異なり、644~3828ドルで、中には市価に比べ安い賃料に加え1年間の半額割引が適用される物件もあるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15641