香港域内各地で高温が記録された５月３１日、今年初の酷暑警報が発令された。６月１日付香港各紙によれば、５月３１日は最高気温が３１．８度に達したものの、気温だけ見ると前日の最高気温３２．１度より下回る。しかし、日差しが強烈で、ハイキング客が熱中症で病院に運ばれるなど、厳しい暑さを物語った。天文台は５月３１日午前１１時４５分に酷暑警報を発令。香港域内で最も気温が高くなったのは、元朗地区で、１５時に３４．４度を観測した。紫外線指数も１１という極めて高い水準だった。天文台の予想では６月３日から天気が下り坂となり、暑さが和らぐ。低気圧の影響で週末から週明けにかけて雨が降りやすく、雷雨となる可能性があるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14595