盧溝橋事件から７８周年を迎えた７月７日、多くの政党や団体が在香港日本国総領事館までデモ行進し、抗議活動を行った。８日付香港各紙によると、デモを行ったのは親政府派の民主建港協進連盟（民建連）、香港工会連合会（工連会）や、民主派の民主党、保釣行動委員会、ネット上で組織された歴史監察網民自発などで、参加者は１００人余り。「日本の軍国主義の復活を警戒せよ」「歴史を正視、言い逃れを許すな」などのスローガンを叫んだ。工連会は主に安倍政権が推進する安保法に抗議、民建連は「日本政府が軍国主義を徹底的に放棄することを公に承諾する」などの要求を盛り込んだ請願書を総領事館に提出した。一方、抗議文書の受け取りを拒否された民主党は交易広場前で紙飛行機を飛ばして総領事館を批判。保釣行動委員会も抗議文書などを燃やした。【関連記事】